2017年1月17日「ひとり歩き〜ふたつの力〜(子育て)」

2017.01.17 Tuesday 17:30
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    いつも、ご一読いただき、本当にありがとうございます。
    多くの方に訪問していただいていること、心より感謝いたします。
    この子育て・教育ブログは「私自身への問いかけ・言い聞かせ」として書かせていただいています。
    ですので、文体は常体です。フランクな表現を織り交ぜてもいます。
    そのあたり、どうか、ご了承ください。


     

    「帰って来たら、ふたりで、山に登ろうね!」

     

    幼稚園に行く前に、2号(5歳の娘)がそう言う。
    月曜日。私の定休日だということを知ってのこと。

     

    「めずらしいな。山、苦手やろ?」

     

    「でも、もっと強くならないと!」

     

    そして、ふたりで幼稚園に行く。あと2ヶ月で、それも終わり。
    1号(8歳の息子)との2年。2号との2年。合わせて4年。

    1日5分の歩き語り。最後のその日まで、やり通す。

     

    今、生活発表会(劇と合奏)の練習をしているという。
    彼女が一番やりたい楽器は、木琴だと知った。
    あの音が好きらしい。
    彼女が一番やりたくないのは、大太鼓だと知った。
    あの爆音が苦手らしい。

     

    ひとり、帰宅。
    冬休みを終えて、久しぶりの子どもたちがいない休日。
    妻とふたり、ゆったりとした時間を過ごせた。
    そして、幼稚園にお迎えに行く。

     

    「見て!」「見て!」「見て!」「見て!」

     

    縄跳び、吊り輪、鉄棒などなど。
    2号だけでなく、お友達たちも、披露してくれる。
    そして、帰り際、2号は、お友達の家に行く約束をした。

     

    「山は?」

     

    「ちょっと、寒くなってきたからなぁ…」

     

    ふたり、帰宅した。


     

    力強く、ひとりで歩いていく。
    振り返っては、笑顔で、手を振る。
    そして、また、ひとりで歩く。
    慎重すぎるほどに、車を確認する。
    そして、無事に、一番危険な道を渡った。

     

    そこまで見守り、私は家に戻った。
    2号は、ひとりで、友達の家に行った。
    これが2回目。私は、はじめて見た。
    彼女の足で、徒歩10分ぐらい。曲がり角は1つだけ。

     

    彼女が大好きなテレビ番組。はじめてのおつかい。
    その最新作を見て、彼女の心に火がついた。

     

    「電車に乗って、おつかいに行きたい!」

     

    さすがに、それは、ストップをかけた。
    1年生になったら、挑ませてみるか…。

     

    帰りは日が暮れかかる。
    それでも、ひとりで帰って来るという。
    ライトを持たせた。


     

    1号が小学校から帰って来た。
    友達と遊ぶ約束をしてくると言っていた。
    だから2号とふたりで山へ…と思っていた。

     

    「今日、誰とも、約束してきてないねん」

     

    都合が合わなかった。

     

    「だから、チチィ(父)と広場に行きたい」

     

    2号は私との約束を破棄してお友達の家に。
    1号は友達と約束できなかったから私と遊ぶ。

     

    「どうせ行くなら、河川敷に行こう」
    「寒いから、きっと、貸し切り状態やぞ」

     

    本当に、誰もいなかった。

     

    1号はサッカーの自主トレを。私は野球の自主トレを。
    その後、ふたりで、徹底的に遊ぶ。
    キャッチボール、ノック、そして、バッティング。

     

    さらには、金属バットとプラスチックのボールでゴルフ対決。
    さらには、即興で作ったストラックアウト(的当て)。

     

    「全部倒せたら、帰るぞ!」

     

    幸先よく、私が1つ、的に当てた。
    しかし、その後、全然、当たらない。
    日が暮れかかる。午後5時が迫る。

     

    「1号、君は、キックターゲットに変更や」

     

    1号が、サッカーボールで、倒しにかかる。
    流石である。どんどん、倒していく。
    そして、最後の1つに、私が投げた球が当たった。

     

    「よっしゃ!」

     

    「めっちゃ、楽しかった!また、やりたい!」

     

    1号と一緒に2号を迎えに行った。
    帰りもひとりで帰るつもりだった2号は…。

     

    「行ってるとき、ひとりで帰ること考えたら、涙が出ちゃった」
    「真っ暗やから、深い溝に落ちたら、どうしよって…」

     

    「迎えに来てよかったやろ?」

     

    「うん!」

     

    3人でスーパーに寄った。
    妻から鍋に入れる白菜を買ってきてほしいと…。

     

    「余計なものは買ったらアカンで!」

     

    そう妻に言われていた。白菜と油揚げを買った。
    どうしても、鍋に油揚げを入れたかった。
    妻は許してくれた。
    でも、焼き鳥5本は、許してくれなかった。
    自腹を切った。1号と2号が食べたいと…。


     

    前日の日曜日に1号のサッカーの試合があった。
    午前中はホームでカップ戦。午後から車で移動して練習試合。
    私は会場設営に行く必要があったので、午前中はそのまま観戦。

     

    1号は、コース、タイミングとも、見事なパスを出す。
    彼の意図がチームメイトに伝わらず、うまくはいかないが…。

     

    午後からは2号とお留守番。そして、夕食のおかずの買い物。
    2号はコマなし自転車でスーパーまで。私は自分の足で伴走。
    ふたりで、走る、走る、走る。

     

    一方、1号は、午後の練習試合の最後の試合。
    寒さのあまり、お腹が痛くなり、トイレへ。
    それを終えて、コーチが、すぐに、彼を再びピッチへ。
    すっきりしたのか、試合終了寸前に、通算119ゴール目を決めた。
    寒さの中、一日中付き添った妻にいいプレゼントをしてくれた。


     

    我が子たちのひとり歩き。
    とても、嬉しいことで、それが、目指すところ。
    徹底的に喜ぶ。我が子たちに伝わるように。

     

    我が子たちのひとり歩き。
    とても、寂しいことで、それが、本音のところ。
    徹底的に寂しがる。我が子たちに気づかれぬように。

     

    我が子たちのひとり歩き。
    それに役立つことを最優先に考えて。
    自分の思いは、さておいて。

    それでいい…と思う。

     

    我が子たちのひとり歩き。
    自立。ただし、自立と孤立は別もの。
    孤独に強くなる必要はあったとしても…。

     

    自立するとは、人とうまく関わっていくということ。
    今、父親の私と、うまく関わっているように。
    必要なときは、頼ればいい。
    それを自ら考え、行動できること。
    失敗や間違いを積み重ねて、できるようになればいい。

     

    ひとりでできた!
    人とうまく関われた!

     

    サッカーのパス。
    うまく相手を抜いて、絶妙なタイミングで出せた。
    でも、受け手とうまく関わらないと、そのパスは通らない。

    例えば、そういうこと。

     

    ひとりでできた!
    人とうまく関われた!

     

    我が子たちの、そのふたつの力を、丁寧に、育んでいこう。

    category:子育て | by:武本貴志(たけもとたかし) | - | - | -

    2017年1月11日「よかった(仕事・人生)」

    2017.01.11 Wednesday 16:53
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      いつも、ご一読いただき、本当にありがとうございます。
      多くの方に訪問していただいていること、心より感謝いたします。
      この子育て・教育ブログは「私自身への問いかけ・言い聞かせ」として書かせていただいています。
      ですので、文体は常体です。フランクな表現を織り交ぜてもいます。
      そのあたり、どうか、ご了承ください。


       

      1月10日(火)、3学期が始まった。

       

      その2日前。

       

      1月8日(日)、大雨。
       

      1号(8歳の息子)のサッカーの試合が中止になった。
      午前中で仕事を終えた私は、家族と共に行きつけの鉄板焼き屋へ。

      そして、カラオケへ。3時間歌った。
      そして、2軒目へ。初めて行く店。
      いい店を見つけた。美味しかった。また、行こう。

       

      家族4人で、大遊びができて、よかった。
      こうやって、年に1、2回、みんなで、羽目を外す。

       

      我が子たちの18日間の冬休み。
      それだけの期間があっても、なかった。
      次の日のことを気にせずに、ただ、ひたすらに、遊べる日は。

       

      たまたまの恵みの雨だった。
      だから、即決。
      やれるうちに、やっておく。

       

      1月9日(月)、天気は回復。
      大遊びの疲れをとるために、午前中は家でゆったりと。

       

      午後、1号はサッカーの自主トレ。2号(5歳の娘)は自転車の練習。
      ふたりは、同じ場所で、それぞれの目標に挑む。

       

      「こわい、こわい。まだ、無理!」

       

      そんなことを言いながらも、2号は、自分で発進できるようになった。
      私がサドルを後ろから支えてはいるが…楽々、スタートを切れた。

       

      1号は2号がコマなしを運転するのを初めて見た。
      難なくカーブを曲がる2号を見て1号はつぶやく。

       

      「2号、すごいなぁ…」

       

      驚き、悔しさ、羨ましさ。もちろん、兄として、喜びもある。
      1号がコマなし自転車に乗れたのは小2である。
      瞬発力の2号。1号は持続力。

       

      1号が体幹トレーニングを終えて、リフティングに挑む。
      2、3回で終わるのが当たり前だったリフティング。
      リフティングは苦手。そう、それはもう、過去の話。
      彼は1回目の挑みで、自己記録を66回から72回へと更新した。

       

      それぞれの持ち味で、ふたりが、目標達成できて、よかった。

       

      そして、家族4人で出かける。
      1号と私はバッティングセンターへ。
      2号と妻は、2日連続のカラオケへ。
      バッティングセンターとカラオケは隣同士。

       

      妻の運転で行く。私の運転だと迷子になるから。

       

      「ハハ(母)、早っ!」

       

      迷わずに運転する妻を褒める1号。

      そして1号は、私の運転で道に迷った話をぶり返す。
      面白おかしく話して、盛り上げる。
      でも、最後は…。

       

      「チチィ(父)は、迷ったことに気づくの、早いで!」

       

      私のリカバリーの早さを褒める1号。

       

      「そうや。失敗はええねん」
      「その失敗をいかにリカバリーするか?それが大事やからな(笑)」

       

      それぞれの持ち味を、ふたりが、息子に褒められて、よかった。

       

      1号は初めて、時速100キロに挑み、打ち返した。
      2号はノート持参。歌いたい曲名を全部メモしていた。全部歌えた。

       

      楽しめて、よかった。

       

      夕食は、私が作る串焼きコース。
      鳥のもも肉、むね肉、そして、皮。さらには、豚肉。
      あと、しめじを焼いた。サラダは買った。
      30本ほどの串焼き。あっという間になくなった。

       

      美味しく食べてくれて、よかった。


       

      1月10日(火)、3学期が始まった。

       

      1号は、10分前に準備を終えて、ドラえもんを読む余裕。
      そして、元気に、小学校へと向かった。

       

      2号は、いつもより、10分遅かったが、朝食を全部食べ切った。
      大好きな妻がいなかったけど、やり切った。

       

      「固いの(キャベツ)入ってる!」

       

      「味噌汁は残してもいいぞ。残りは、昼に食べなさい」

       

      2号は私にそう言ってほしい。でも、私は言わない。
      彼女は、逃げることを、あきらめた。
      あきらめて、受けて立った。

       

      そして、元気に、私と幼稚園へ向かった。私はそのまま、仕事へ。

       

      ふたりとも、元気に、3学期を迎えられて、よかった。

       

      妻は体調を崩し、病院に行っていた。
      私が電車に乗ってしばらくして、妻からメール。

       

      大事ではなくて、よかった。


       

      1月11日(水)、朝。

       

      1号が新聞を読んで、言った。

       

      「ワールドカップ、48チームも出られるようになるん?」

       

      「次のロシアワールドカップじゃないで。次の次の次。2026年からな」

       

      「そうなんや」

       

      「2026年やったら、1号はもう、出てるか?」

       

      「…」

       

      「18歳か…。まだやな。その次やな」

       

      「うん。そうやな」

       

      彼は2030年のサッカーワールドカップに出る気である。
      その時、1号、22歳。私、60歳。

       

      2号は、妻に見守られて、順調に朝食を終えた。

       

      今日もまた、ふたり、元気に家を出て…。
      私もまた、妻の笑顔に見送られて、元気に家を出て…。

       

      よかった。

       

       

      今日、1号は、小学校で、学力テストがある。

       

      昨日の夜。午後9時前。

       

      「ないねん」

       

      「見つかるまで、探したらええがな」

       

      私はそう言って、ひとり、寝室で、本を読んでいた。

       

      彼はずっと、探していたが、結局、見つからなかった。

       

      コンパス。

       

      妻があきらめた。
      すると、1号も、すぐに、探すことを、あきらめた。
      あきらめて、布団に入って、すぐに、眠った。

       

      学校に行って、正直に、先生に伝える。
      そして、コンパスを貸してもらう。
      それが妻との約束。

       

      もしかしたら、学校の道具箱に入っているかも…。
      まずは、そのわずかな可能性に賭けてみると…。

       

      あきらめるとは、明らかになる。
      そう言うが、なるほど、そうだと今、思う。

       

      あきらめるとは、見極める。
      そうとも言うが、なるほど、そうだと今、思う。

       

      あきらめる。
      何を、何のために。
      それが明らかならば、いいと思う。
      問題の本質を見極めているならば、いいと思う。

       

      あきらめない。
      目的の追求だけはあきらめない。
      あとはすべて手段だから、あきらめても、いいと思う。

       

      果たして、1号の結果は?

       

      よかった。

       

      きっと、そうなる。

       

      それは結果に対する考え方、捉え方次第だから。

       

      どんな“よかった”になるか?

       

      楽しみ、楽しみ。

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      2017年1月7日「育む人(授業)」

      2017.01.07 Saturday 11:49
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        多くの方に訪問していただいていること、心より感謝いたします。
        この子育て・教育ブログは「私自身への問いかけ・言い聞かせ」として書かせていただいています。
        ですので、文体は常体です。フランクな表現を織り交ぜてもいます。
        そのあたり、どうか、ご了承ください。


         

        「今日は、暇やなぁ…」

         

        1月5日、私の仕事始めの日に、1号(8歳の息子)がつぶやく。
        その日はサッカークラブもサッカー塾も英語もない。

         

        「どっか、出かけたい!」

         

        「今日は行かない」

         

        妻には妻の仕事がある。

         

        「こんな時こそ、どうすれば楽しく過ごせるか?を考えたらいい」
        「何もなければ、自分で何か作ればいい」
        「それが君の得意やろ?」

         

        そう言って、私は仕事へと向かった。


         

        午後7時30分ごろ、帰宅した。
        玄関のドアを開けようとすると、ふたりの声が聞こえてきた。
        1号と2号(5歳の娘)の企みの声。

         

        ドアを開けると、1号が立っている。
        そして、彼は段ボールで作った電車の踏切の遮断機を降ろした。
        その後方から遮断機が降りる音が鳴り響く。
        1号が幼少の頃に買ってやったおもちゃの遮断機の音を2号が鳴らす。

         

        「やった!間に合った!大成功!」

         

        ふたりが喜んでいる。

         

        午前中はカードゲーム。
        午後、テレビを視聴した後、踏切作りをしていたという。
        完成まで、2時間かかったという。
        その踏切は見事な出来栄えだった。

         

        「さすが、工作くんと工作ちゃんやな」

         

        いい生き方だと思う。


         

        翌日、午前中、2号と自転車の練習に。
        彼女は初めて、カーブを曲がった。何度も何度も曲がった。
        あとは自力での発進のみ。

         

        時間を創ること。
        タイミングを逃さないこと。
        そうやって、彼女の最適な学習環境を創ること。
        その大切さを思い知る。


         

        今日で冬期講習会を終える。

        年初めの授業で、私が中3受験生たちに伝えたこと。

         

        「そこが、君の本当に行きたい高校なんやな?」

         

        生徒1人ひとりと確認した。

         

        絶対に行く!

         

        その意志の大切さを確認したかったから。

         

        「年末以上に、今、本気やろ?」
        「合格する!って、思ってるやろ?」

         

        みんな、いい顔をしていた。

         

        「チャンスやな」
        「本気を出せるこの時期が最大のチャンス」
        「まだ伸ばせるから。ここから伸ばせるから。本気の人は」
        「あと1ヵ月、あと2ヵ月。本気を出し続けるぞ」

         

        生徒たちは、120分間、英語と向き合っていた。
        年末以上の本気。それは本当だった。


         

        教育とは、教え、育むこと。

         

        例えば、私は、父として、子育てをしている。
        あくまで、子育てであって、子教えではない。
        もっと正確に言えば、私は、子育ちを、見守っている。

        子どもの能力を最大限育む。その一心で。
        能力を最大限育むとは、可能性を拓くということ。

        そのために、必要に応じて、教える。

         

        例えば、私は、塾講師として、授業をしている。
        あくまで、授業であって、講義ではない。
        私の業は、授ける仕事である。
        だから私は、授業人という言葉を好んで使う。

         

        何を授けるのか?
        確かな学力とやり抜く力。
        生徒たちがその力を習得する場を私は創る。
        必要に応じて、教えながら。

         

         

        子どもたちの心が前を向く。

         

        そのための最善の一声を。

         

        そのための最善のタイミングを。

         

        そのための最善の場を。

         

        これからも、追求していく。


         

        有名な格言。
        教育者は5者たれ。

         

        私なりの解釈は…。

         

        学者…自ら学ぶ人
        役者…場の空気を創る人
        易者…未来を育む人
        芸者…学ぶ楽しさを伝える人
        医者…悩みや課題を解決する人

         

        ただ、5者の前に2師がある。
        教育者は2師たれ。

         

        教師…教える人
        育師…育む人

         

        これからは、もっともっと、育む力が必要になってくる。

         

        子どもの能力を育む力。

         

        子どもの未来を育む力。

         

        子どもの夢を育む力。


         

        さあ、冬期講習会、最後の授業に行こう。

         

        生徒たちの能力を、未来を、夢を、育みに行こう。

         

        そう思いながら、いつも、教えすぎる…。

        category:授業 | by:武本貴志(たけもとたかし) | - | - | -

        2017年1月5日「自分に正しく、人に優しく(仕事・人生)」

        2017.01.05 Thursday 13:22
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          いつも、ご一読いただき、本当にありがとうございます。
          多くの方に訪問していただいていること、心より感謝いたします。
          この子育て・教育ブログは「私自身への問いかけ・言い聞かせ」として書かせていただいています。
          ですので、文体は常体です。フランクな表現を織り交ぜてもいます。
          そのあたり、どうか、ご了承ください。


           

          初春。

           

          皆様の健康を祈りつつ。


           

          大晦日に、私の両親、そして、妹と甥っ子に会いに行った。
          お年玉をもらい、それに加えて、お菓子、オモチャ、マンガを。
          昼はラーメン鍋、晩はお寿司を食べて、テレビゲームも楽しんだ。
          1号(8歳の息子)と2号(5歳の娘)は大満足。
          完全なる休日。

           

          甥っ子に、最後のお年玉を渡した。
          彼は来年、成人式を迎える。
          その時は、大いに、祝おう。大いに、飲もう。

           

          そういえば、我が子たちに、お年玉をあげたことがない。
          何の疑いもない我が子たち。ずっと、そのままで、いてほしい。

           


          元日に、家族4人で初詣。
          ベビーカステラとポテトフライを堪能する我が子たち。
          1号は阪神タイガースのカレンダーを買った。
          2号はプリキュアの変身アイテム(中古)を買った。
          晩御飯は、駅前で、たこ焼きと焼きそばを買って、家でゆっくり。
          完全なる休日。


           

          2日。

           

          「今日から、再開や!」

           

          1号はサッカーの自主トレ。私は筋トレ。

           

          「身体、動かしに行こう!」

           

          2号も連れて、広場へ。
          キャッチ―ボールとサッカーのパス回しでドロドロになる。

           

          昼からは、ジイ(妻の父)に会いに行く。
          私と1号は家でバッティングセンター遊び。
          ジイと2号はコマ回し。

           

          ジイの上手さに、憧れの眼差し。2号だけでなく、1号も、私も。

           

          そして、バア(妻の母)に会いに行く。お墓参り。
          ふたりが競って、水やりをしてくれた。

           

          晩は、5人で焼肉。いつものように瓶ビールを飲むジイと私。
          そして、いつものように、3本目に突入して、怒られる。
          冷蔵庫から一気に2本持ってきたジイ。

           

          「2本もいらんわ!」

           

          今回は、妻ではなく、2号に怒られた。


           

          3日に、またまた、家族4人で初詣。
          ベビーカステラとポテトフライを堪能する我が子たち。
          缶倒しとスマートボールに挑む2号。射的と缶倒しに挑む1号。
          そして、ふたりとも、不本意な結果に終わる。

           

          1号が憤る。
          クリーンヒットしても倒れ落ちない射的に…。
          彼は人生のからくりを知り出した。


           

          4日。
          1号は、サッカークラブの練習へ。
          そして、2017年、初ゴールを決めてきた。
          これで、通算118ゴール。

           

          2号と私は、広場に行って、自転車の練習。

           

          年末。
          2号とふたりで留守番をしていた。
          1号と妻はサッカー塾のウィンタースクール。
          その時に、たまたま、テレビで、やっていた。
          5歳の男の子が自転車に乗れるようになるまでの話を。

           

          それを見て、2号はコツを見つけた。
          それを私が書き記した。2号が書いてほしいと言ったから。
          そのコツの下に、2号はこう書いた。

           

          4日に、にーにがサッカーにいってるときに
          チチィ(父)とれんしゅうする

           

          その約束の日。
          彼女は見事にコマなし自転車を乗りこなした。

           

          それまでの彼女は、自転車に運んでもらっていた。
          その日の彼女は、しっかりと自転車を運転していた。
          何より、彼女は、一度も、転倒しなかった。

           

          妻を呼んだ。その妻も、びっくりしていた。

           

          発進とカーブはまだできないが、本当に見事な運転だった。

           

          「凄いな!チビなのに」

           

          「もう!」

           

          彼女は怒り顔で、右こぶしを天高く突き刺す。

           

          私と彼女のいつものやりとり。
          チビなんて、言ってはダメだなぁ…と思いつつ。
          ついつい言ってしまう。

           

          「スタンドつける!」

           

          「オッケイ!」

           

          今、我が家の前には、3台の自転車が並んでいる。

           

          2号はコマ回しも上達した。ジイのおかげで。
          そして、1号も、回せるようになった。
          さらには、私も、回せるようになった。

           

          回っているコマを、ひもで、優しく移動させる。
          そのジイの技に、3人とも、憧れた。
          そして、3人とも、それができるようになった。
          憧れの力は、やはり、強い。

           

          その技をマスターできたら、ジイランク。
          1号がそう名づけた。

           

          「回せるようになったのは、2号のほうが早いのに!」

           

          そう言って泣きながら、2号もジイランクになった。

           

          4日が私の休日の最終日。

           

          「お願いがあるねん」

           

          唐突に1号は言う。

           

          「4人でUNOしたい」

           

          1位が1号、2位が私、3位が2号、4位が妻だった。


           

          重松清さん原作の「ファミレス」が映画化されると知った。
          その話の中で「正しさよりも優しさが大切」というセリフがあると知った。
          私は「ファミレス」を読んだことはない。

           

          大晦日の電車の中で、ふいに、1号に、問いかけた。

           

          「正しさと優しさと、どっちが大切やと思う?」

           

          「正しさ」

           

          「何で?」

           

          「正しくしてたら、人に迷惑かからないから」

           

          「なるほどな」

           

          帰りの電車の中で、1号に、こう伝えた。

           

          「自分は、正しく生きて、人には、優しく生きられたら、いいな」

           

          「うん」

           

          彼の顔を見て、それ以上の会話は不要だと思った。


           

          自分に正しく、人に優しく。

           

          そうすれば、みんな、楽しく、生きていける。

           

          そんな気がした。

           

          重松さんの「とんび」を読み直してみよう。

          category:仕事・人生 | by:武本貴志(たけもとたかし) | - | - | -

          2016年12月31日「場の空気を変える力(授業)」

          2016.12.31 Saturday 09:04
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            いつも、ご一読いただき、本当にありがとうございます。
            多くの方に訪問していただいていること、心より感謝いたします。
            この子育て・教育ブログは「私自身への問いかけ・言い聞かせ」として書かせていただいています。

            ですので、文体は常体です。フランクな表現を織り交ぜてもいます。

            そのあたり、どうか、ご了承ください。

             

             

            12月28日。
             

            冬期講習会年内最後の授業。
             

            「先生のプレッシャー、半端ないです」
             

            ある生徒が真顔で私に訴えかけてくる。
             

            「よく言われる。圧が凄いって(笑)」
             

            みんなで大笑い。
             

            そして、また、空気を変える。

            笑顔から真顔に変えて、強い声で、号令をかけて。

            場の空気を変える。
             

             

            12月29日。
             

            休日。
             

            朝、家族4人で、写真館へ行って、家族写真。
            毎年、撮る。海遊館での家族写真と、この写真館での家族写真。

             

            古本屋で、コナンとドラえもんを購入。合計6冊。

            1号(8歳の息子)と2号(5歳の娘)は、早速、車の中で読み始める。

             

            昼食をスシローで。4人で49皿。
             

            帰宅して、少し、くつろいで。
             

            「よし、切り替えや」
             

            場の空気を変える。

             

            「はい!」
             

            「はい!」
             

            1号は、冬休みの宿題。縦笛の練習。
            4曲を各10回練習する。

             

            「もう、今日で、全部、終わらせたら?」
             

            「はい!」
             

            2号も、冬休みの宿題。コマ回し。
             

            「お兄ちゃんが終わるまで、コマ回し、頑張るぞ!」
             

            「はい!」
             

            私は、翌日の中2選抜制年末特訓授業の仕上げ直し。
             

            妻は、家の仕事を。
             

            1号は2曲を終えて、休憩を挟み、全4曲の練習を終えた。
            これで冬休みの宿題は、日記を残すのみとなった。

             

            2号も1号と同じタイミングで休憩を挟み、また、コマ回し。
            そして、回った!生涯3度目のコマ回し成功!

             

            その後、妻と1号はサッカー塾のウィンタースクール最終日へ。
            私と2号は、買い物と夕食づくり。そして、オセロ。

            5歳に、負けそうになる。
             

             

            12月30日。
             

            私の今年最後の授業。
            中2選抜制年末特訓の英語授業。

             

            夏の選抜制合宿以来の再会に、胸が熱くなる。
            そして、この冬に、初めて会う生徒たちとの出会いに、心が躍る。

             

            家を出るときに、1つ、迷ったことがあった。
             

            メガネ。
             

            夏と同じメガネをしていこうか…。それとも今のメガネを…。
            今のメガネの方が、さらに、圧が凄い。

            だから、夏バージョンに戻そうか…。それのほうが、いい空気を作れる…。
             

            今のメガネをしていった。

            私のメガネなど、誰も覚えてやしない。

             

            「誰も覚えてないんか(笑)」
             

            生徒たちは無声で小笑い。
             

            「このメガネをかけると、さらに圧が凄いやろ?」
             

            生徒たちはうなずいていた。
             

            出発時に、メガネのことを考えていたせいか…忘れ物をした。
             

            上履き。
             

            来客用のスリッパを借りることができるが…。
             

            コンビニに買いに行った。

            ラストワンだった。
             

            持病の腰痛が出ないように。
            もう治っている。体質改善と筋トレで。でも、念のため。

             

            「ちょっと、見てくれる?このスリッパ」
             

            黒のスーツには似合わないふわふわのかわいいスリッパ。
             

            生徒たちがいい笑顔になった。

             

            「失敗してもいい。人間、ミスはする。リカバリーが大事」
            「この授業でも、いっぱい失敗してもいいぞ」

            「そこからが勝負。どうすればできるようになるか?」

            「賢くなりに来たんやろ?」
             

            生徒たちが真顔の真顔になって、うなずいた。
             

            「じゃ、徹底的に、頭を使おう。頭を鍛えて、英語に強くなるぞ」
             

             

            授業後の生徒たちの声(アンケートより)。
            これは私の授業の感想だけではない。数学の授業との共創の結果。
             

            ・英作文に強くなった。

             

            そう実感してくれたのなら、これほど嬉しいことはない。
             

            ・これからも、失敗を恐れない!
             

            その通り!
             

            ・もう、終わったのか?と思うぐらい充実していた。
            ・とてもよい一日だった。

            ・本当に感謝しています。ありがとうございました。

            ・とてもよい機会でした。また、受講したい。

            ・来年もよろしくお願いします。

             

            こちらこそ、ありがとうございます。
             

            ・とても楽しかった。
             

            これが一番多かった。
            これが私たちの目指すところ。

            楽しいから勉強する。この内発的動機ほど強いものはない。
             

            ・いつもは聞けない考え方、知らない表現方法を知れた。
            ・自分には思い浮かばない考えを知れた。

            ・内容が濃く、新しいことを知れた。
             

            知らないこと、新しいことを知る。新しい考え方に気づく、発見する。
            英語だけでなく、勉強を通して、新しい考え方を発見する。

            そうやって、新しい生き方を発見する。
            これが啓発。授業とは啓発である。それが私の揺るぎない信念。
             

            ・合格について、すごくわかりました。毎日、少しずつ、やっていきたい。
             

            そう書いてくれていた生徒がいた。これもまた、とても嬉しかった。
             

            大きな一歩じゃなくていい。
            小さな半歩でいい。その半歩を毎日、積み重ねていくこと。

             

            私はそんなメッセージで今年最後の授業を終えていた。
             

             

            場の空気を変える力。
             

            これからの時代に求められる授業を成すために。
             

            この力がますます必要になってくる。

             

            category:授業 | by:武本貴志(たけもとたかし) | - | - | -

            2016年12月27日「あっぱれ!〜自主性と主体性(授業)」

            2016.12.27 Tuesday 15:22
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              いつも、ご一読いただき、本当にありがとうございます。
              多くの方に訪問していただいていること、心より感謝いたします。
              この子育て・教育ブログは「私自身への問いかけ・言い聞かせ」として書かせていただいています。
              ですので、文体は常体です。フランクな表現を織り交ぜてもいます。
              そのあたり、どうか、ご了承ください。

               

               

              来年、小学1年生。
              イブの日に、2号(5歳の娘)のランドセルが届いた。
              私は夕方まで仕事だった。
              行きつけの鉄板焼き屋で家族と待ち合わせ。
              家族4人でイブを祝った。

               

              「チチィ(父)には、写真は、見せないで!」

               

              妻が撮ったランドセルを背負った2号の写真。

               

              「家に帰ってから、見せるの!」

               

              家に帰った。
              2号はランドセルを背負ってくれた。
              そこにはランドセルに羽交い絞めされているような彼女がいた。
              そんな時代もあっという間。
              すぐに大きくなる。

               

              そして、クリスマスの朝、サンタから、届いた。
              彼女の大好きな魔女の宅急便のジジ(黒ネコ)のぬいぐるみ。
              彼女の望みはそれだけだった。でも、もう1つ。
              ジジのイラスト入りのかわいい巾着袋。
              彼女のサンタの妻が1号(8歳の息子)とのバランスを考えてくれた。


               

              1号は、クリスマスの朝も、そして、夕方も、着ていた。
              サンタにもらった日本代表のユニフォームの上下を着ていた。
              夕食が始まれば、脱ぎ、食べ終われば、また、着ていた。
              早くサッカーの練習に着て行きたい。その待望の日まで、あと1日。
              昨日は平日にも関わらず、サッカーの遠征親善試合。車で片道90分。
              これが2016年最後の対外試合。
              1ゴール決めてきた。これで通算ゴール数は117。
              そして、リフティングの記録を52回から66回に伸ばしてきた。

               

              あっぱれ!


               

              2号は最初、魔女の宅急便のキキ(女の子)が持つラジオを欲しがっていた。
              そのラジオ型のポーチがほしいとずっと言っていたが…。
              それは、誕生日に、私に買ってもらう予定になったらしい。

               

              「チチィが教えてね!

               

              2号に、そう言われていた。

               

              やって見せようと思ったが、できなかった。
              できなくなっていた。

               

              そして、一昨日、2号から報告。

               

              「もう、できるようになったよ!2回できたよ!」

               

              彼女の幼稚園の冬休みの宿題(頑張ること)でもある。

               

              コマ回し。

               

              あっぱれ!


               

              私は今、冬期講習会の真っ只中。
              中3生の英語クラスを2クラス担当している。
              隔日で1日120分(60分×2回)の授業をしに行く。

               

              単元別の授業は夏期講習会で終わり。
              この冬は入試実践形式の授業。

               

              私の授業は英作文を軸に展開していく。
              英作文をすることで、まずは、英語全体を見る。

               

              そこから、知識を広げ、深めていく。
              細部にわたる知識と技術も磨いていく。

               

              まずは森を見る。そして、木を見る。
              それが私の指導の原則。

               

              昨日で両クラスとも2日目が終わった。
              2日目、授業冒頭、生徒たちに問いかける。

               

              「2日前に何を学んだ?」

               

              「形容詞と副詞の違い」

               

              「Ifに続く文は現在形」

               

              「なんで?」

               

              「天気予報ではないから。実際に雨が降るから」

               

              If it rains tomorrow,…の説明をしている。

               

              生徒たちは次々に答えていく。
              私は事前にそんな聞き方をするとは一切伝えていない。

               

              あっぱれ!

               

              「関係代名詞」

               

              漠然としたことを言うだけで精一杯の生徒もいる。

               

              「…」

               

              何とか答えようとするが言葉にできない生徒もいる。

               

              次に期待する。

               

              もし、小テストをしていれば、彼はできていただろう。
              関係代名詞…としか言えなかった彼女もできただろう。

               

              解き直しそのものを宿題に出している。
              間違った問題は、正解するまで、解いてくる。
              その宿題の出来をチェックして、それを確信する。

               

              この冬は、そこにとどまらない。
              小テストというアウトプットの仕方にとどまらない。

               

              生徒たちが、今よりももっと、主体的に勉強する。
              そのために、私は生徒たちに求めるハードルを過去最高に上げる。
              挑む問題そのものだけでなく…。
              アウトプットの仕方。そのハードルを上げる。
              そうすることで、生徒たちは主体的に勉強するようになる。
              すなわち、生徒たちの授業姿勢の質が上がる。
              すなわち、生徒たちの家庭学習の質が上がる。

               

              そうすることで、生徒たちの学力は強固なものとなる。


               

              主体性と自主性。

               

              自主性とは、決まったことを積極的にやる。

               

              主体性とは、何をやるか?を決断する。
              そこには、やらない、やめるという決断もある。

               

              決断する。
              それは失敗のリスクを負うということ。
              なぜなら、決断とは、未来に対して、
              自分で答えを決めることだから。

               

              未来の答え。

               

              誰にもわからない。
              それを自分で決める。

               

              だから、当然、失敗もある。
              それを責めることなど誰ができる?

               

              決断したからこそ、失敗できる。
              失敗したからこそ、一歩、成功に近づく。

               

              自主性と主体性の違い。
              その決定的な違いは、責任。

              主体性には責任が伴う。

              その責任を果たすために、未来の答えを出す。


              生徒たちが、もっともっと、主体的に勉強する。
              そして、自分の未来を、自分で切り拓いていく。

               

              合格ずるぞ!

               

              生徒たちが、その未来を手に入れるために…。

               

              よし、3日目の授業を始める。

              category:授業 | by:武本貴志(たけもとたかし) | - | - | -

              2016年12月25日「努力とスキルの向上〜Merry Christmas〜(子育て)」

              2016.12.25 Sunday 13:19
              0

                いつも、ご一読いただき、本当にありがとうございます。
                多くの方に訪問していただいていること、心より感謝いたします。
                この子育て・教育ブログは「私自身への問いかけ・言い聞かせ」として書かせていただいています。
                ですので、文体は常体です。フランクな表現を織り交ぜてもいます。
                そのあたり、どうか、ご了承ください。


                 

                最高記録は47回。
                1号(8歳の息子)のサッカーのリフティング。
                サッカークラブで、リフティングテストが行われている。
                4年生になってからの背番号争奪戦という名目で。
                ただ、本当の目的は、各選手の努力とスキルを向上させること。

                 

                1号のテストでの最高記録は19回。
                幸運にも、背番号7を望むのは1号だけだった。
                そのことを、事前に、親には、知らされていた。
                1号は、最後まで、知らなかった。この私が知らせるわけがない。

                 

                背番号が決まっても、リフティングテストは続いている。
                本当の目的を追求するために。大変有難い取り組み。

                 

                100回に到達した選手がふたり。
                100回に到達すると、その記念に、盾がもらえるという。

                 

                1号は昨日のテストで50回に到達した。
                2回続けるのに精一杯だった彼が50回。
                しかも、テスト本番で。さらに、その後の自主練習で、52回、50回。
                50回を3回続けた。リフティングは、もう、苦手ではなくなった。

                 

                彼はいつも証明する。
                まだ、できないだけ。いつか、できるということを。
                愚直に練習を積み重ねていけば。

                 

                テストは努力を向上させる。だから、スキルも向上する。


                 

                PK。

                以前の練習で、最後に蹴り、外し、サドンデスに。
                そして、1号のチームは負けた。

                 

                その次の練習で、また、最後に蹴り、決めて、サドンデスに。
                そして、また、1号が決めて、チームは勝った。

                 

                昨日の練習でも、また、最後に蹴って、決めた。

                 

                「なんで、1号が最後に蹴るんや?どうやって、順番決めてるんや?」

                 

                「1号が、自分で、最後に蹴るって決めてるねん」

                 

                「なんで?」

                 

                「プレッシャーに勝つため」

                 

                「…」

                 

                この子は、なんや?

                 

                プレッシャーは努力を向上させる。だから、スキルも向上する。


                 

                昨日の私の冬期講習会の中3英語クラスの授業。
                ある生徒を当てると…、噛む、噛む、そしてまた、噛む。
                テスト本番さながらの空気。
                普段にはないプレッシャーがかかる。
                最高の向上の場。
                まだまだ、努力とスキルは向上する。


                 

                「ズボンも来てほしいわ…」

                 

                1号のサンタさんへの願い。
                サッカー日本代表のユニフォーム。
                清武選手の背番号入り。んん?13番やぞ?

                 

                「できれば、ズボンもお願いします」

                 

                彼のサンタへの手紙は、そう締めくくられていた。
                上下を揃えた時の値段を彼は知っているから。

                 

                「きゅうりはいりません」

                 

                そんなことを追記していた。
                彼のサンタは、生きゅうりを入れ込んでくる癖がある。

                 

                「なんで、きゅうりはいらんねん?」

                 

                「きゅうりも高いやろ?」
                「きゅうり買ったら、絶対にズボン買われへんやん!」

                 

                「なるほど!そういうことな」
                「でも、一番高いのは上着やぞ」
                「ズボンときゅうりだけ来たらどうする?」

                 

                「あかん。それは絶対あかんって!」

                 

                私の仕事帰りに家族4人で外食をして、イブを祝った。
                そして、帰宅後、彼は大急ぎで、風呂に入って、ふとんに入った。
                もちろん、2号(5歳の娘)も。


                 

                今朝。

                 

                「チチィ(父)!早く起きてや!」

                 

                日本代表の背番号13のユニフォーム。
                それを着た1号が家でスポンジのボールを蹴っている。

                 

                「ズボンも入ってたで!」

                 

                「そうか。よかったな。きゅうりは?」

                 

                「ないない」

                 

                妻の指令で、ユニフォームの上からパジャマを着て朝食。
                妻の指令で、ユニフォームを脱がされて、外出。


                 

                去年の時点で、今年は完全にサンタの正体はばれると思っていた。
                そして最近、実はお父さんやお母さんがプレゼントを買っている。
                そんな話を友達からも聞いてきていた。妻はそれを否定していたが…。

                 

                1号は実のところ、どう思っていたのだろう?

                 

                おそらく…。

                 

                大して興味はない。

                そんなことは、どっちでもいい。

                 

                上下がほしい。ただただ、それを願っていた…と思う。

                 

                普段は、買ってやれないし、買わない。
                友達と同じようには、買ってやれないし、買わない。
                彼もそれは承知の上。

                 

                だから彼は、クリスマスに、サンタさんに頼んだ。
                せめて、上着だけでも…。できれば、ズボンも…。


                 

                かなりの予算オーバーだった。

                 

                でも、いい。

                 

                彼はサッカー選手だから。
                半分はサッカー選手としての経費という考え方。
                今後、そのユニフォームを着て、彼は、練習に行く。
                清武選手をイメージして、プレーすればいい。
                彼はそれができるから。
                そうやって、また、努力とスキルを向上させればいい。


                 

                さあ、冬期講習会の授業へ行こう。
                受験生たちの努力とスキルの向上のために。
                今日もまた、隙のない授業を、目指す。

                 

                今日の訓話はシンプルに。

                 

                合格するぞ!
                そう思っているのなら、勉強あるのみ。

                category:子育て | by:武本貴志(たけもとたかし) | - | - | -

                2016年12月24日「合格することから逃げないこと(授業)」

                2016.12.24 Saturday 14:50
                0

                  いつも、ご一読いただき、本当にありがとうございます。
                  多くの方に訪問していただいていること、心より感謝いたします。
                  この子育て・教育ブログは「私自身への問いかけ・言い聞かせ」として書かせていただいています。
                  ですので、文体は常体です。フランクな表現を織り交ぜてもいます。
                  そのあたり、どうか、ご了承ください。


                   

                  宿題の出来が期待通りではなかった。
                  だから、彼にだけ…。

                   

                  小学校の個人懇談会で、担任の先生が妻に伝えてくれた。

                  1号(8歳の息子)にだけ、厳しく、宿題をつき返したと…。
                  他の生徒たちには、やり方を詳しく、教えたが…。

                  1号には、ただただ、つき返したと…。

                   

                  それは自由研究的な宿題だった。

                   

                  学業、態度、友人関係ともに、言うことなし。
                  そんな評価の後、ただ…という感じで先生は話してくれたという。
                  期待しているからこそ…。有難い話。

                   

                  担任の先生の真意を妻から聞かされた1号に私は聞いた。

                   

                  「どう思ってる?」

                   

                  「…」

                   

                  「先生の気持ちはわかったやろ?」
                  「でも、君にも、言い分はあるんじゃないのか?」

                   

                  私は、そんな聞き方を、敢えてしてみた。

                   

                  「ない」

                   

                  「そうか。じゃあ、今、何を思ってる?」

                   

                  「もっと一生懸命にやればよかった…」

                   

                  「そうか。じゃ、もっと一生懸命やればいい」

                   

                  彼は一生懸命にやっていた。
                  お米について、妻と一緒に、いろいろと調べていた。

                   

                  自分は、もっとできる。頑張れば、もっとできる。
                  それは、今の自分がダメだということではない。

                  今の自分はOK。そんな自分が、もっと頑張れば、もっとできる。

                  ダメだから頑張るのではなく、もっとできるようになるために頑張る。
                  彼はそんな考え方ができているから、今を楽しめる。

                   

                  2学期が終わった。2学期も、よく、頑張った。
                  毎日、毎日、元気を出して、よく楽しんだ。

                   

                  冬休みが始まった。
                  午前中に勉強に励んでいる。
                  冬休み初日には宿題10ページを仕上げていた。

                   

                  午後からはサッカー中心の生活になる。
                  サッカークラブの練習。サッカー塾の冬期講習会。
                  そして、土日は試合。

                   

                  昨日も遠征しての練習試合を4試合。そして、3ゴールを決めてきた。
                  カーブシュートを決めたり、カミコ(神ってるコース)に決めたり。
                  これで、通算ゴール数は116。

                   

                  4年生からの彼の背番号が決まった。
                  希望通りの7番。
                  リフティングテストで決定した。
                  彼と7番を争う選手は誰もいなかった。


                   

                  2号(5歳の娘)の懇談会。
                  そこでも、評価は、言うことなしということで。

                   

                  2号はお友達を積極的に助けることができている。
                  それを大変評価してもらった。有難い話。

                   

                  彼女は、家では、ほぼ毎日、泣く。
                  しかし、幼稚園で泣いたのは、たった一度だけ。
                  鉄棒に歯をぶつけて、涙した。涙が溢れた。その時だけ。

                   

                  背の順番はずっと一番前。

                   

                  それでも苦手な吊り輪うんていに挑む。
                  最近、1つ飛ばしができるようになった。

                   

                  憧れの鍵盤ハーモニカを幼稚園で習い出した。
                  冬休みも家で練習したいから、家に持って帰って来た。

                   

                  できるようになりたいことは、まだ、ある。

                   

                  「3学期はドッジボールをいっぱいするねん」
                  「だから、もっとうまくなりたいねん」

                   

                  彼女が懇願するので、公園に練習に行った。

                   

                  自分は、もっとできる。頑張れば、もっとできる。
                  それは、今の自分がダメだということではない。

                  彼女も自分をダメだとは思っていない。まだ、小さいだけ!
                  そんな小さい自分もOKだと…もっともっと思えるように。
                  彼女との時間の質も量も上げていこう。

                  ダメだから頑張るのではなく、もっとできるようになるために頑張る。

                  そんな考え方ができれば、彼女はもっともっと、今を楽しめる。

                   

                  2学期が終わった。2学期も、よく、頑張った。
                  毎日、毎日、元気を出して、よく楽しんだ。

                   

                  冬休みが始まった。
                  午前中に勉強に励んでいる。

                   

                  そして、コマ回し。これも、できるようになりたいこと。
                  そして、毎日、水筒の水を全部飲むこと。お通じがよくなるために。

                   

                  1年生になって使う彼女のランドセルが決まった。
                  なんかお
                  しゃれなかわいいランドセルを注文していたなぁ…。
                  今日、家に、着くらしい。
                  もちろん、サンタのプレゼントとは別。


                   

                  私の冬休みは、もう少し先。
                  昨日から私の冬期講習会が始まった。

                   

                  訓話。

                   

                  合格発表の日を想像する。

                   

                  自分の受験番号がある。
                  そのシーンを鮮明にイメージする。
                  それでやる気が出るのなら、それをイメージしよう。

                   

                  自分の受験番号だけがない。
                  友達の番号はあるのに。隣にお母さんがいるのに。
                  そのシーンを鮮明にイメージする。
                  それでやる気が出るのなら、それをイメージしよう。

                   

                  大切なのは…。

                   

                  合格することから逃げないこと。

                   

                  夢をあきらめない人は、
                  合格から逃げない人は、
                  やる気が出ない時こそ、
                  勉強をする。

                   

                  やる気が出た!やる気が出ない…。

                   

                  その問題をどう解決するか?

                   

                  今はそうではなく…。

                   

                  その問題をどう扱うか?

                   

                  もう、それは大した問題じゃない。

                   

                  どちらにしても、勉強をする。

                   

                  だからこそ、もっともっと、隙のない授業を目指す。
                  そのために授業構成を変えた。

                   

                  1日に60×2回の120分の英語。

                   

                  「ほら、やる気、出てきたやろ?」

                   

                  「はい」

                   

                  生徒たちは、もっとできる。頑張れば、もっとできる。
                  それは、今の生徒たちがダメだということではない。
                  今の生徒たちはOK。そんな生徒たちが、もっと頑張れば、もっとできる。

                  その心の在り方で、私は授業で本気を出す。
                  私が本気を出すことで、生徒たちの、もっとできるは増えていく。

                   

                  合格することから逃げないこと。

                   

                  それを心に期して、まずは、12月28日まで、やり抜こう。

                   

                  そして、12月30日は、中2選抜制年末特訓ゼミ。
                  隙のない授業をするために、授業構成を、仕上げ直そう。

                  category:授業 | by:武本貴志(たけもとたかし) | - | - | -

                  2016年12月20日「我が子たちの好きが、ずっと続くように(子育て)」

                  2016.12.20 Tuesday 18:07
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                    いつも、ご一読いただき、本当にありがとうございます。
                    多くの方に訪問していただいていること、心より感謝いたします。
                    この子育て・教育ブログは「私自身への問いかけ・言い聞かせ」として書かせていただいています。
                    ですので、文体は常体です。フランクな表現を織り交ぜてもいます。
                    そのあたり、どうか、ご了承ください。


                     

                    「あっ!これ、チチィ(父)と一緒に読んでないなぁ」

                     

                    幼稚園に行く準備をしている2号(5歳の娘)がつぶやく。
                    幼稚園から借りてきた絵本を絵本かばんに入れながら。
                    その日が絵本の返却日。

                     

                    「そうか。じゃあ、歩きながら、どんな話か、教えてくれるか?」

                     

                    「オッケイ!」

                     

                    幼稚園への道中。
                    その5分間で、2号は私に話を教えてくれた。
                    ダイジェスト版ではなく、ほぼ全ページ、聞かせてくれた。
                    臨場感あふれる見事なアウトプットだった。

                     

                    彼女は本が好き。
                    彼女は人を喜ばせるのが好き。
                    そのまま、本が好きで好きでたまらない。
                    そのまま、人を喜ばせるのが好きで好きでたまらない。
                    そうであってほしいと思う。

                     

                    最近、2号はキッザニアに行ってきた。
                    そこで、様々な職業体験をしてきていた。

                     

                    キャビンアテンダントになった2号の写真がある。
                    その値段にびっくり。それを買った妻にもびっくり。

                     

                    「だって、めっちゃ、かわいいねんもん」

                     

                    妻がそう言う。2号自身もかなりおねだりしたという。
                    まあ、確かに、かわいい。とても、似合っている。最高傑作!

                     

                    そうなると当然、1号(8歳の息子)も…となる。
                    だから、パイロットになった1号の写真も我が家にある。
                    1号自身が、とても気に入ったという。猛烈なおねだりだったという。
                    まあ、確かに、イキっている。かなり、きめている。クール!

                     

                    この夏の家族旅行で、我が子たちは、生まれて初めて飛行機に乗った。
                    リアルな体験をさせておいてよかった。イメージしやすかったと思う。

                     

                    まあ、2号は、キャビンアテンダントには、ならないだろうけどなぁ…。
                    1号のパイロットは…もっと、ないなぁ。

                     

                    2号の今の夢はパティシエになること。
                    美味しいケーキと、彼女の笑顔と真面目さで。
                    たくさんの人を喜ばせてほしいなぁ…。
                    絵本がいっぱいあるケーキ屋さんはどうかな?
                    そうやって、たくさんの人を喜ばせてほしいなぁ…。
                    そんな職業が彼女には合うのかもしれない。

                     

                    サッカーではなかったなぁ…。
                    約束の4回の体験レッスン+1回で終了した彼女のサッカー。

                     

                    最近、改めて、なぜ、そこでピリオドを打ったのか彼女に聞いてみた。

                     

                    「なんにも悪いことしてないのに、こかされるから!」

                     

                    私は、大笑いして、彼女の理由に納得した。
                    本当に、合わなかったんだなぁ…と思った。
                    彼女は、一生懸命、サッカーに挑んだ。そして、やめた。
                    彼女は、本当の夢に、一歩近づいた。


                     

                    1号はサッカーに挑み続けている。
                    リフティングの自己ベスト記録を42回から47回へと更新した。
                    ゴール数は110から113に更新した。
                    久しぶりの公式戦でのゴールを決めてきた。2大会で3ゴール。
                    そして、生涯4度目のチーム優秀選手賞を受賞した。
                    3年生になってからは初受賞。

                     

                    「予感はあったか?」

                     

                    「あった!」

                     

                    そんな予感は初めてだったと思う。

                     

                    そんな1号が、司会をするという。
                    小学校の音楽会で、3年生の司会を。
                    去年は幼稚園時代から憧れていた小太鼓に選ばれた。
                    今年も小太鼓に立候補したが選抜テストで落選した。
                    その後、司会という役割があることを知り、立候補したという。

                     

                    信じられない。
                    あのシャイボーイが…。

                     

                    最近も小学校のお祭りで漫才に立候補して、実際にやってみたり。

                     

                    「今からドキドキする…」

                     

                    1号はそんなことを言っているらしい。

                     

                    立候補した理由を聞くと…。

                     

                    「やってみたいなぁ…って思ったから」

                     

                    やってみたいからやる。
                    ドキドキするから、やらない…ではなく。
                    ドキドキすることをやってみたい。だから、やる。
                    偉いなぁ…と感心する。

                     

                    彼は挑戦が好き。
                    彼は練習をして達成するのが好き。
                    そのまま、挑戦が好きで好きでたまらない。
                    そのまま、練習と達成が好きで好きでたまらない。
                    そうであってほしいと思う。

                     

                    吉本新喜劇にハマっている1号。もちろん、2号も。

                     

                    以前から友達はハマっていた。
                    1号は3年生になってからか…。

                     

                    「みんながふざけてやってること、全部、新喜劇やったわ」

                     

                    3年生になって、気づいたらしい。

                     

                    ぜひ、新喜劇のギャグを、司会で…やってほしいなぁ。


                     

                    1号も本が好き。1号も人を喜ばせるのが好き。
                    2号も挑戦が好き。2号も練習と達成が好き。

                     

                    我が子たちの好きが、ずっと続くように。
                    私に何ができるかをいつも考える。そして、実践する。

                     

                    家にいっぱい本がある。
                    私がいっぱい本を読んでいる。
                    私が家族を喜ばせる。
                    ここ最近、1週間に1回は、私が夕食を作っている。
                    まだ、2回だけど。
                    私が仕事で挑戦し続ける。そして、練習して、達成する。
                    私がプライベートで挑戦を続ける。筋トレの質と量を上げた。
                    1号と出場する親子マラソンのために、そろそろ、走り始めよう。

                     

                    そうすれば、我が子たちの好きは、どんどん伸びていく…と信じている。

                     

                    そうやって、我が子たちを信じながら、今、1つだけ、教えている。

                     

                    「なぜ、時間を守る?」

                     

                    「他人に迷惑をかけないため」

                     

                    朝食時に、私と1号の問答は続く。

                     

                    「そうやな」
                     

                    「時間を守るとは、他人の時間を大切にするってことやな」

                     

                    「うん」

                     

                    「ということは…」

                     

                    「…」

                     

                    「他人の命を大切にするってことやな?」

                     

                    「…」

                     

                    「わかるか?」

                     

                    「わからん」

                     

                    「そうか。また、話し合おう」


                    2号とも話す。
                    洗面所で、歯磨きの2号と髭剃りの私。

                     

                    「君だけの時間じゃないからね」
                    「チチィの時間も大切にしてね」

                     

                    「は〜い」

                     

                    「わかった?」

                     

                    「うん!」

                     

                    「なにが?」

                     

                    「他人の気持ちも考えるってこと」

                     

                    そうやって、時間の大切さを、教えている。

                     

                    時間を守るとは…。
                    他人の時間を大切にすること。
                    時間は命。だから、他人の命を大切にすること。
                    他人の命を大切にするには、まず、自分の命を大切にすること。
                    他人の時間を大切にするには、まず、自分の時間を大切にすること。
                    じゃ、まずは、時間は守ろう。

                     

                    そんな私が思う背景や本質を伝えたい。

                     

                    たとえ、わからん…と1号がしかめっ面をしても。
                    わかるまで、考えればいい。
                    わかるまで、問いかけ続ける。

                     

                    我が子たちの好きが、ずっと続くように。

                    category:子育て | by:武本貴志(たけもとたかし) | - | - | -

                    2016年12月18日「主体的に学ぶ生徒を育む〜まもなく、冬期講習会2〜(授業)」

                    2016.12.18 Sunday 10:09
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                      いつも、ご一読いただき、本当にありがとうございます。
                      多くの方に訪問していただいていること、心より感謝いたします。
                      この子育て・教育ブログは「私自身への問いかけ・言い聞かせ」として書かせていただいています。
                      ですので、文体は常体です。フランクな表現を織り交ぜてもいます。
                      そのあたり、どうか、ご了承ください。


                       

                      先週の日曜日。

                       

                      主体的に学ぶ生徒を育む講師の育成。

                       

                      その目的で、講師勉強会が開催された。

                       

                      今年2回目の勉強会。定例の教科研修会とは別の会。
                      学習塾イング第1・第2地域の大阪市内、東大阪、八尾から。
                      有志たちが集まった。私
                      は、オブザーバーとして、招かれた。


                       

                      第1部。

                       

                      7つのシチュエーション(先生と生徒の会話)での次の一言を考える。

                       

                      グループワーク。
                      すぐに熱気に包まれた。
                      1人ひとりが自分の考えた最善の一言を発表していく。

                       

                      どこまで、講師が生徒の立場に立ち切れるか?
                      どこまで、講師が生徒の成長の可能性を信じ切れるか?
                      どこまで、講師が学びの楽しさや価値を心底感じているか?

                       

                      それによって、次の一言は変わってくる。

                       

                      勉強会の総括で、私は私の一言を伝えた。

                       

                      例えば、「すごいな」。
                      その後に続く一言は、私なら「本当にすごいな!」。
                      最高の笑顔で、褒めるに徹する。

                       

                      例えば、「よくできたな」。
                      その後に続く一言は、私なら「気持ちいいやろ!」。
                      最高の笑顔で、学びの楽しさを分かち合う。

                       

                      例えば、「こんにちは」。
                      その後に続く一言は、私なら「いらっしゃい!」。
                      最高の笑顔で、感謝の意を伝える。

                       

                      例えば、「くやしいな」。
                      その後に続く一言は、私なら「よく自分から報告に来たな。強いな」。
                      本気の真顔で、勇気を讃える。

                       

                      例えば、「なんでしてきてないの」。
                      宿題を2回続けて忘れてきたという設定。
                      レアケース。ただ、最悪を想定することはとても大切。
                      その後に続く一言は、私なら「(教室を)出ろ!」。

                       

                      「本気の本気で話し合おうか?」

                       

                      そう言って、教室を出て、ふたりで話す。

                       

                      ただ、2回目は「宿題、忘れた」と生徒が言ってきた。
                      そんなシチュエーションだと考慮するなら…。

                       

                      「自分から言ってきたことは成長やな」

                       

                      まずは、認めるだろう。

                       

                      「でも、出ろ!」


                       

                      第2部。

                       

                      訓話。

                       

                      グループワーク。

                      訓話のゴールを考える。
                      最後の決め台詞を考える。
                      内容を詰める。

                       

                      またまた、すぐに熱気に包まれた。

                      各グループの代表者が訓話を披露する。

                      発表者の真摯さ、誠実さ、本気さが愛おしい。


                      勉強会の総括で、私は心の在り方の大切さを伝えた。

                       

                      この勉強会でたくさんの優れた知識や技術を得た。
                      素晴らしい時間だった。

                       

                      だからこそ、心の在り方。
                      その知識や技術を使う人の心の在り方が大切。

                       

                      そして、みんなに1つ発問をした。

                       

                      宿題を2回続けて忘れてきた生徒とは、どんな生徒ですか?

                      この問いに対する私の答えを当ててください。
                      自分の考えではなく、私の答えを当ててください。

                       

                      いじわるな発問だった。

                       

                      認めるとはどういうことなのか?

                      それを体感してほしかった。

                       

                      みんな、一生懸命に考えてくれた。
                      肯定的に、生徒を評価しようとする講師たちを、嬉しく思った。


                       

                      宿題を2回続けて忘れてきた生徒とは、どんな生徒ですか?

                       

                      私の答えは…。

                       

                      宿題を2回続けて忘れてきた生徒とは…。

                       

                      宿題を2回続けて忘れてきた生徒。


                       

                      まずは、事実だけを、受け止める。

                       

                      事実と解釈を分けるために。

                       

                      最善の決断をするために。


                       

                      まもなく冬期講習会。

                       

                      命を削って、やり抜いていく。

                       

                      学ぶ姿勢とは、こういうことだと、生徒たちに伝わるように。

                       

                      授業の準備に、どれだけ、私に深い学びがあるか?

                       

                      それが試される。


                       

                      やり抜く。

                       

                      生徒の心に一生残る。

                       

                      そんな授業を、訓話を、声かけを。

                      category:授業 | by:武本貴志(たけもとたかし) | - | - | -

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