【2015年4月30日「ゲーム(仕事・人生)】
いつも、ご一読いただき、本当にありがとうございます。
多くの方に訪問していただいていること、心より感謝いたします。
この子育て・教育ブログは「私自身への問いかけ、言い聞かせ」として書かせていただいています。
ですので、文体は常体です。フランクな表現を織り交ぜてもいます。
そのあたり、どうか、ご了承ください。
先生が怒っている。
私の主治医。
なかなか手強い生活習慣病。
先生の顔は笑っているが、文字が怒っている。
検査結果の数値の横に先生の文字が…。
高値!!
!!をつけるほど、高いとは思わへんけどな…。
「お酒、減らしましたか?」
「できませんでした…」
前回の検診で、先生と、力強く、約束をしていた…。
「薬、1日2回に戻そうかな」
「先生、今度こそ、頑張ります!」
ダメな患者である。
あれから、半月ほどが過ぎた。
週6日飲んでいたアルコールを週2日に減らした。
1日に飲む量も減らした。
妻にも、我が子たちにも、週2日宣言!!をした。
!!をつけるほどの事でもないが…。
次の検査は6月。
先生を喜ばせたい…と素直に思う。
彼女には不思議な力がある。
以前に数値が正常になった時、自分のことのように喜んでくれた。
今回、彼女は自分のことのように残念がってくれた。
そして、真顔と!!で彼女の本気を私に伝えてくれた。
彼女の人間性。それとも、彼女のスキルか?
人間性とスキルは重なり合う部分が多い。
彼女はどちらも持ち合わせた素晴らしい医師なのだと思う。
先生、私、今度こそ、数値目標、達成します!!
煙草をやめた。もう半年以上経つ。
そして、お酒の飲み過ぎをやめた。
もう1つ、やめたことがある。
「もう!」
思い通りにいかないときに発する「もう!」をやめた。
きっかけは、我が子たち。
1号(7歳の息子)がよく言っていた。
妻に対して、よく言っていた。
それを2号(4歳の娘)が真似をする。
「みんなで一緒にやめるぞ」
家族4人みんなでやめた。
いや、やめようと必死こいている。
「あっ!今、“もう!”って言うた!」
「ごめんなさい」
こんな繰り返しである。
やってみるとわかる。
私と妻が一番よく言っている。
子どもたちに対して。
今朝、2号が私を起こしに来る。
「チチィ、起きて。おんぶ!」
「おお、おはよう」
すると、1号もやって来て、寝ころんでいる私にダイビング。
「1号も、おんぶ!」
「もう!痛いねん。でかいねん!」
「あっ!今、“もう!”って言うた!」
「ごめんなさい」
1号はほとんど言わなくなった。
その代わりに…。
「にょーお!」
「ええ!」
などと言っている。
「それも一緒や!(笑)」
まあ、楽しみながら、お互いを高め合えればそれでいい。
「もう!」
「何や!」
こうやって、不要な争いが起こる。
「もう!あっ!ごめんなさい」
ごめんなさい。
たった一言そう言えば、お互いの心は穏やかになる。
「今のは…」と言いたいところも「ごめんなさい」と言う。
ゲームだと思うこと。
私が見つけたコツの1つである。
It’s a game.
「遊びだよ」
「試合だよ」
「競争だよ」
そう思って、思い切り、ゲームを楽しむ。
形容詞のgameにはこんな意味がある。
「勇敢な」「くじけない」「元気がある」
I’m game.
「受けて立つよ」
「本気でやるよ」
gameだからこそ、平気でやる。
gameだからこそ、本気でやる。
私はそう解釈している。
そうやってでも、お互いを高め合えればそれでいい。
せっかく、出会えたのだから。
笑い合っていこう。
助け合っていこう。
そして、高め合っていこう。