2016年9月29日「そして、できる自分も、見つけた(子育て)」
いつも、ご一読いただき、本当にありがとうございます。
多くの方に訪問していただいていること、心より感謝いたします。
この子育て・教育ブログは「私自身への問いかけ・言い聞かせ」として書かせていただいています。
ですので、文体は常体です。フランクな表現を織り交ぜてもいます。
そのあたり、どうか、ご了承ください。
昨日の夕方。
早めに仕事を終えた私は、グラウンドの外。
選手たちに見つからないように。
「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」
雨の中、力強い声を出す1号(8歳の息子)。
彼は、ゴール前に走り込みながら、ボールを要求している。
積極果敢なプレーが続く。
ドリブルで突進。
ボールの奪い合い。身体のぶつかり合い。
そして、シュート、シュート、シュート。
サッカークラブの練習の締めくくりの試合。
激しい戦いだった。
そんな中、1号の通算99ゴール目が決まった。
目標の100ゴールへリーチ。
その力強いシュートを目の当たりにできた。
その後、彼は100ゴール目を狙っていた。
外にいる私にまで、その気迫は十分に伝わってきた。
惜しい…。惜しい…。ああ、もう…。
試合終了。
シュート数8本。
決定率はさておき、なかなかの本数。
出来不出来の激しい男。
出来のいいほうの彼が戻って来た。
その理由。
まもなく、毎年弱る8、9月が終わる。
それはさておき…。
チームにエースが戻って来た。
足の負傷で1ヶ月ほど休んでいた。
1号の大の仲良しの激情型エース。
ただ、彼はもう激情的ではない。
情熱的なナイスボーイに成長した。
彼との連係プレーで、1号は、今までゴールを積み重ねてきた。
彼がいてくれていたからこそ、今の1号がある。
それは間違いない。
そして、今回の99ゴール目も、アシストは彼だった。
そんなテクニカルな面での支え。
それ以上にメンタル面で彼は1号の大きな支えになっている。
彼は1号を選手として認めてくれている。
自分を認めてくれる(頼りにしてくれる)仲間がいる。
ましてや、それがチームの絶対的エースであり、自分が目標とする選手。
彼の存在が1号の心を強くする。
彼の不在が1号の心を弱くする。
そうなんだと改めて知った。
全力を出し切るために。
認めてくれる人がいることの大切さを思い知る。
そして、誰に認められているか?
その大切さも思い知る。
「リーチ、おめでとう!」
夕食時に労う。
「明日、決まるかもなぁ…」
「チチィ(父)、明日から博多やで」
「博多で、目標達成の報告を聞くのも、ええか…」
私は博多へ出張。1号はサッカー塾。
「100ゴール目は、公式戦で決めたいなぁ…」
「気持ちはわかるなぁ…」
「でも、全力や。決められるときに、決めるんや」
「100ゴール目はハハ(母)に見せたり」
「はい」
彼の成長の可能性を100%信頼する。
これからも、それを、言葉で、伝え続けようと思う。
1号が心を燃やす小学校のドッジボール大会。
大阪府大会への出場をかける。
3、4年生の代表チームを決める予選があった。
結果は…。
4年生チームに完膚なきまでに打ちのめされた。
試合後に書いた、彼の思い(五七五)。4作品。
来年はぜったい大会出てやるぞ。
四年生ボールの速さはちょうとっきゅう。
大会は出られなかったがくいはない。
バシバシとボールをうけてた四年生。
彼の成長の可能性を100%信頼する。
これからも、それを、言葉で、伝え続けようと思う。
運動会に心を燃やす2号(5歳の娘)。
一昨日、跳び箱の3段に初めて成功した。
年長クラス19人中17番目で。
そして、昨日、すぐに、4段に成功した。
彼女の成長の可能性を100%信頼する。
これからも、それを、言葉で、伝え続けようと思う。
兄越え。
1号は、年長児の運動会で、4段に失敗した。
「5段も成功するんちゃう?」
1号は、冷静さを保ちながら、そう言った。
「もう、ニイニ、超えたで」
2号が言っちゃった。
ここで、怒ると、かなりかっこが悪い。
そのあたり、1号は、わかっている。
ええかっこしいだから。
「跳び箱、興味ないから。球技にしか興味ないから」
かっこいいかどうかは別にして…。
そんな1号ではあるが…。
彼は2号の運動会を見に行きたいと言っている。
「2号の幼稚園の運動会、最後やし…」
去年も今年もサッカーの練習と重なってしまう。
かっこいいと思う。
「昨日の夜な、急に、思い出してん!」
2号が私にそう言った。
「あっ!コマなしの自転車の練習、全然してないって!」
やっと、思い出した?
もう、練習をやめて、50日ほど、経つんですけど…。
その練習も、たった1日だったんですけど…。
2号は、運動会の練習に挑み、頑張れる自分を見つけた。
そして、できる自分も、見つけた。
大好きな尊敬する兄と同じように。
そして、ついでに、忘れていた目標も見つけた。
運動会が終わったら、コマなし自転車、練習再開。
彼女の成長の可能性を100%信頼する。
これからも、それを、言葉で、伝え続けようと思う。